暑さも少しばかり和らいだ良く晴れた午後、柳瀬川に沿って家路を急いでいると、小径を気ぜわしく横切っていく派手な色の虫に気づいた。こんな虫は初めて見たような気がする。毒々しいといえば毒々しいがよく見るととても美しい。歩き方もとてもチャーミングだ。虫の類は余り好きではないが、何とも心惹かれるのでしゃがみ込んで、いつも持ち歩いているデジカメでムービーに納めた。【動画はこちらで】何かの幼虫には違いないが早速ネットで調べた。名前が分からないものを探すのはちょっとだけ面倒である。赤い点々、幼虫など、見た目の特徴で検索してみたら、どうもジャコウアゲハ(麝香揚羽)の幼虫のようだ。雄の成虫が麝香のような匂いを発するらしい。また、この幼虫はウマノスズクサという植物を食べるらしいが、その植物が持っている毒物を体内に取り込んで鳥などに捕食されないようになっているらしい。こういうのが自然はすごい!と思ってしまう。
このあと蛹から成虫へとどくらいの期間で羽化するのだろうか。羽化した成虫にまた偶然出くわさないかと楽しみになってきた。


ヨモギ餅を作りたいと言う妻にせがまれて、飯能河原にヨモギを採りに行った。在処など見当もつけず、川沿いにはあるのではと軽い気持ちで出かけたが、河原のあちらこちらに萌え出ていた。ヨモギを摘み終え、時間もまだ早かったので、近くの多峯主山(とうのすやま)へハイキング。山頂で一息ついていると、翅を傷めた蝶が一匹、強風にあおられながらフラフラとやってきた。目の前のテーブルにしがみついて日光浴を始めた。帰ってから図鑑で調べたところ、ヒオドシチョウ (タテハチョウ科)という名のようだ。成虫のまま越冬するとあるので、翅がボロボロだったのは冬の厳しさに耐え抜いてきた証なのだろう。まだ寒いその日の日差しでも、蝶にとっては無事に冬を乗り越えた安堵感に浸るには十分な温かさだったかもしれない。

最近、ミツバチが消えてしまったと大騒ぎしている。農薬や寄生虫の発生などが疑われているようだが、まだ正確なところは分からない。ミツバチは、花の受粉に関わっているので、農作物にも影響が出ていて大変なことのようだ。
